
今回は失業保険の延長をしに行ってきましたので、ご報告します!
妊娠早期でお仕事を退職し、現在専業主婦の妊婦さんはぜひ手続きを。
こちらでは、そんな方の手続きマニュアルを載せています。
失業保険の延長とは?
そもそも失業保険とは?
就職中に雇用保険に加入していて退職した場合(会社都合・自己都合どちらも)
次の仕事が決まるまでの生活費を保障するための制度。
一般的には失業手当・失業給付などと言われます。
ただ条件があり、就職が決まるまで永久にもらえるわけではありません。
失業保険がもらえる条件は?
雇用保険に加入している期間が必要
自己都合退社の場合、以前勤めていた所に12ヶ月以上加入していることが条件です。
しかし、12ヶ月以上に達しない場合は、その前の職場で雇用保険に加入していれば
そちらも合算ができます。
会社都合の場合(リストラ・倒産など)は合計で6ヶ月以上加入していることが条件です。
また、自己都合の場合でも理由があり仕方なく退職した場合は 特定受給資格者 として
6ヶ月以上加入していれば条件を満たす事になります。
妊娠で退職もこちらの 特定受給資格者 に該当します。
就職する意思があること
失業手当をもらうためには、転職する意思がないと受ける事ができません。
そのため、ハローワークなどで就職活動をする必要があります。
妊婦さんは就職活動できないのにもらえるのか?
妊娠のため退職した後、失業手当をもらうために手続きしに行っても
就職活動ができませんので、手当をもらうことは不可能です。
そこで、失業保険の延長手続きをすることで
出産後の就職活動で手当をもらうことができます。
失業保険の受給期間延長
受給期間の1年間に出産・育児・傷病等により引き続き
30日以上職業に就くことができない日がある場合に、
その職業に就くことができない期間を受給期間の1年間に加算することを言います。
延長できる期間ですが最長3年間です。

出産して3年以内なら育児が落ち着いて、就職活動しても手当がもらえるのね♪
延長申請しにハローワークへ

退職したら、1ヶ月待期期間が過ぎて(退職日1ヶ月後)から申請ができます。
12月31日に退職したため、1月31日以降に手続きをしに行きました。
その後はなるべく早めに申請に行くことをおすすめします。
延長手続きの際に必要な物
- 受給期間給付延長通知書(こちらはハローワークでもらえます)
- 雇用保険被保険者離職票1・2
- 身分証明書(マイナンバーカードや免許証など)
- 母子手帳
- 印鑑
ハローワークに到着したのですが、どこに行けばいいか分からず
受付の方にお聞きし所定の場所へ
昼過ぎに向かったのですがイスがいっぱいで座れなかったです。
15分ぐらい待ったでしょうか、呼ばれて事情を話し
その場で受給期間給付延長通知書 の記入をしました。
書き方は例文をもらえて、その通り書きました。
妊娠が理由だったので、特に次の就職に対しての事など聞かれることもなく
すぐ手続きは終わりました。
育児も落ち着き…さぁ就職活動!失業手当の受給手続き

こうして妊娠中に延長手続きをし、無事出産。育児も落ち着き
そろそろ就職活動しようかなと思ったら、失業保険をもらう手続きをしましょう。
手続きに必要なもの
- 雇用保険被保険者離職票1.2
- 身分証明書(写真付きのもの)免許証・マイナンバーカードなど
- 写真2枚(最近の写真で タテ3㎝×ヨコ2.5㎝)
- 印鑑
- 母子手帳
- マイナンバー通知カード
- 延長手続きの際に記入した 受給期間給付延長通知書
手当の受給手続きをするための条件
妊娠・出産・育児により延長した場合、
金銭面の関係ですぐに就職活動したい方もいるかもしれないのですが、
産後8週間を経過していること
本人以外の保護者(つまり子供を一時的に預けれる人)がいること
こちらを手続きの際に確認されるそうですのでご注意を。
受給期間延長中のお仕事は厳禁
受給期間延長中に就労を行った場合、延長申請が解除されたことになり
その後の雇用保険の受給ができなくなる場合があります。
延長手続きのまとめ

・出産後の就職活動の際に失業保険が支給される。
・妊娠を理由に退職した場合は、雇用保険に6ヶ月以上加入していれば延長が可能。
・延長期間は最長3年間
・手続きは最寄りのハローワークへ

体調がいい時に手続きを行ってくださいね。もし体調が良くない場合は
郵送でも可能です。詳しくはハローワークへお問い合わせください
出産後に就職する予定がない方も念のため手続きしておくと良いと思います。
また分からない事あれば、ぜひコメントください。